|
|
IS02/購入レビュー/19 ActiveSyncでインターネット接続ActiveSync経由でインターネットに接続「IS02」(以下、NTT docomo の「dynapocket T-01B」も同様) には、3G通信の他に、Wi-Fi通信機能もあり、インターネットへの接続手段には事欠かない。しかし、「IS02」を使ってインターネットに接続する方法が、3G通信、Wi-Fi通信機能以外に、もう一つあるのをご存じだろうか? それが、Pocket PC時代からある、母艦パソコンのインターネット接続を利用するという方法だ。すなわち、ActiveSync経由でインターネットに接続するという方法だ。 そもそも母艦パソコンって何だ?Windows Phone FAN では、これまであまり紹介してきていないのだが、Windows Phone である「IS02」の特徴の一つに、Windowsパソコンとの密な連携がある。ActiveSync という機能で、Windowsパソコン上の Outlook と連携し、Outlook のメールの他、連絡先、予定や、仕事といった情報を「IS02」の同名のアプリと同期させる機能があるのだ。これによって、普段使っているパソコン上のデータを気軽に Windows Phone に持ち出せるのだ。 しかし、Windows Phone の前の Windows Mobile 時代であれば、Windows Mobile 端末自身に通信機能がなく、こうした PDA的な使い方は便利だったのかもしれないが、今やクラウド時代。メールも予定も連絡先もクラウド上にあり、パソコンも Windows Phone も、クラウド上のデータを直接利用する、編集するという時代になってしまった。 個人でのクラウド利用が進む一方で、企業のクラウド利用はそんなには急速に進んでいない。個人情報は持ち出し不可なので対象外としても、企業の重要な情報を自社が管理できていないクラウド上に配置するという文化は、まだ一朝一夕にはこない。そうした重要な情報は企業内の情報サーバー (例えば、Exchange Server 等) に蓄えられている。そういう意味で、元々は個人のパソコンと Windows Mobile端末を同期するために使っていた ActiveSync もいつの間にか、社内LAN上の Exchange Server と同期するためのアプリになったりしている。しかし、昔の名残でActiveSync には、ちゃんと個人用のパソコンとも同期する機能も備わっている。その同期するパソコンのことを「母艦パソコン」と呼んでいるのだ。 母艦というと空母こと、航空母艦がイメージされるように、パソコンが巨大な航空母艦で、そこから飛び立つ戦闘機やヘリコプターが、Windows Phone というイメージなのだ。 実際にやってみようそれでは実際にやってみよう。 ここで、「接続の設定」を選択しよう。 すると、これ以降、パソコンと同期している間は、Windows Phone はデフォルトのインターネット接続に 3G でも、Wi-Fi でもなく、母艦パソコンのインターネット接続を利用するようになるのだ。 ということで、母艦パソコンのインターネット接続を使ってみたということで、早速、母艦パソコンと「IS02」を USBケーブルで接続し、インターネット接続を使ってみた。 続いて、母艦パソコンのインターネット接続を使っていることを確認するために、Windows Phone 側のワイヤレスマネージャーで、3G をオフにする。同様に Bluetooth や Wi-Fi も利用していないことがわかるだろう。 そして、Opera Mobile で「WindowsCE FAN」サイトを表示してみると、おおっと速い。実際にパソコン側の通信スループットをみてみると、おおよそ 2Mbps 程度の通信速度が得られているようだ。 Twitterクライアントの Azurea での「Refresh」も快適。 母艦パソコン側が、NTT の フレッツ光ネクスト回線であり、他に何も通信していないからかもしれないが、ずいぶんと快適に感じる。 これってどういう役に立つの?と、以上紹介してみたが、今一つ役に立つシチュエーションを見つけられていない。普段はダウンロードが大変な「Microsoft Market Place」のアプリダウンロードに使う? という風にも考えるが、それにしても自宅に無線LAN 環境を整えた方が快適な気がする。無線LAN経由の方が寝転がって、ブラウジングをする、いわゆる寝モバなどでも使い勝手が良さそうなためだ。また、アプリをダウンロードするだけなら、iPod / iPhone のようにパソコン側のアプリで、Windows Phone アプリを購入・ダウンロードする機能があった方が便利なようにも思う。(考えてみれば、初期の Windows Mobile こと Pocket PC や、Palm-size PC は、それがスタンダードな方法だった。) 強いて言えば、出張先などで、母艦パソコンに接続し、USB充電しながら、母艦パソコンのインターネット接続を利用して、アプリをダウンロードしたりする、という用途には使えそうだ。しかし、活躍できるシーンは限定的な気がするぞ。 一方で通信速度は十分速いので、10年くらい前に流行ったウェブサイトのクローリング&クリッピングとか、大きなデータを扱うためには便利そうだ。次の Windows Phone 7 では、Windows Live との間で 25GB ものデータを同期できるようになるという報道がされているが、ひょっとしたら、Windows Phone 7 で撮影した膨大な写真をまとめてアップロードしたいとか、そういうクラウドサービスとの連携時にも使えてくれば、再びこの同期時のインターネット接続機能も脚光を浴びる火が来るのかもしれない。 細かい点について最後に、いくつか使ってみている中で、気がついたことを紹介しておこう。 パートナーシップがなくても大丈夫母艦パソコンのインターネット接続を使うためには、別にパソコンと同期設定していなくても大丈夫だ。 「画像とビデオ」 のフォトフレーム機能を使うと切れる第17回で、Windows Phone をフォトフレームとして使う機能 について紹介した。この機能を利用する場合、USB接続後、2分が経過すると、自動的に ActiveSync の接続が切断されてしまい、Windows Phone 中の写真のスライドショーが始まる。これを中断しても、USB接続自体は切れないし、USB給電機能も有効なのだが、残念ながら、母艦のインターネット接続利用自体はオフになってしまう。 コメント、ご指摘お待ちしております。あなた自身の使い勝手の工夫などがあれば、ぜひご紹介ください。 Show recent 10 comments. Go to the comment page. 『IS02』au by KDDI 東芝 購入レビュー一覧
『IS02』 au by KDDI 東芝 記事一覧 |
Windows Phone・ソフト・周辺機器・ブログ・WindowsCE FAN |
ソフトバンク・X01SC・X02T・X06HT・X05HT・X04HT・X03HT・X02HT・X01T・X01HT |
docomo・SC-01B・T-01A・SO-01B・HT-01A・HT-02A・HT-03A・hTcZ・F1100・HT1100・T-01B/T01B |
ウィルコム・HYBRID W-ZERO3・WILLCOM Windows Mobile 6.5・WS027SH・WILLCOM 03・Advanced/W-ZERO3[es]・W-ZERO3[es]・W-ZERO3 |
au・IS02 WM6.5.3・Touch Pro |
イーモバイル・Touch Diamond・Dual Diamond・em・one・emonster S11HT・emonster lite S12HT |
エリア・イーモバイル エリア・WiMAX UQ エリア・WILLCOM CORE XGP エリア・花図鑑 |